いろいろしんどい水曜日。


半休して用事を済ませたあと、御園座「柿葺落四月大歌舞伎」へ。実はきょう朝イチで御園座チケットセンターに電話して,今日の夜の部のチケットありますか?とたずねたところ、直接窓口にいかないと買えないとのこと。「伏見まで出向いて,それでチケットがないとかなかったら困ります」っていったら、「絶対ありますから大丈夫」といわれますので、軽くムカつきながら窓口へ出向きました。そしたら、C席のいい席が結構あってびっくり。ナニコレ....


開場まで時間があったので、一階の御園小町で「御園御膳 こまち」(揚げたての車海老フライと串カツの盛り合わせを味噌ダレ仕立てにしたお手軽御膳)てのを食べました。 1,480円もしたんだけど、正直言ってがっかりなお味(T_T)。ただこのカウンターは充電可能なのでメモ。このあとミリオン座のカフェで口直し。


昼の部がそろそろ終わる頃、外にでたら、からくり人形が白浪五人男をやりはじめました。


折しもすんごい風で高麗屋のポスターがまくれまくり。15時半開場のはずなのに、表にいるスタッフが15:23からエスカレータと階段で客入れ始めちゃって、その途中で"まだ開場じゃない"って上階から声が飛んできて止めたりしてました。踊り場に人が溜まったら危ないよね。


ここC席だけどすごくいいじゃん。花道も半分見えるし音もよく聞こえる。お隣の席のかたがたも同じ感想をいってらした。今後御園座はこの席を狙うこととします。


当日券買うときに、C席の一番まんなかの席もあって、さんざん迷ったんだけど、上手の端の席にしたのでした。そこで、その最後列一番真ん中からだとどんなふうに見えるか、試しにいってみたらこんなかんじでした。この席でも十分見える。ていうか、それよりも場内の空席ホントに目立つ...


廊下にはずらりと胡蝶蘭


さて。モナカでしょ(350円)


きんつばでしょ(300円)


劇場一階のパンフ売り場の隣にあった八百彦の弁当(1500 円)


筋書でも番付でもない、パンフレット(2000円)。


夜の部は襲名口上はないけれど、バラエティに富んだ演目で、思ってたよりよかったです。勧進帳で富樫が激高するとこで、新幸之助さんの声が完全にひっくり返っちゃって聞こえないのも、鴈治郎さんが義経をされてて金太郎くんの四倍くらいの体積を占めてたことも、途中で涼やかな着信音を5回鳴らしちゃったお客様がいらしたことも、お芝居の途中で帰ろうとしたらいきなり暗転したせいでほんまもんのダンマリ状態になっちゃったご老人含めて。