■
朝刊の記事。へーそうなんだ!でもってこれまた日本が最大の輸入国!?
魚とん本日の日替わり
さて。
本日読了したのはこの『ぼくは猟師になった』作者は千松信也さん。先日の理事懇親会で、大学時代、ライフル部だったって話で盛り上がった二人がいて、そこで「だったら、猟師になりましょうよ」みたいな話してたんですよ。そしたら、図書館の棚で偶然この本を見つけまして、喜々として借りてきたわけです。
作者は、私よりも若いのですが、子どもの頃、薪割り&風呂を焚くのが仕事だったというところからしてオリジナリティー溢れてるひとで、その後についてもびっくりするような遍歴が語られています。
こういうお話の場合、せっかくのネタに文章表現がついていかない、というケースがよくありますが、このひとは違うんだな。京大の文学部にいただけあって文章もすんごく上手で、よみやすい。まったく幸福な本。
狩猟といっても、仕掛け罠をつかう猟法で、獲物のとどめはナイフか鉄の棒というスタイルで行っていること、猟法はエリアによってかなり異なるので、その場所のやり方に従うべきものであること など、知らないことてんこもり。
そして、ご本人のキャラはもちろんのこと、このかたのお師匠さんたちがこれまたすばらしくって、やっぱり素直さって大事だなあとしみじみ思ったりもしました。
ホントにおもしろかった。読後に肉を食いたくなったというおまけ付きだし。この本、絶対自分でも買います。そのくらい、断然おすすめ。