歌舞伎三昧ツアー二日目の朝はルノアールから。朝イチに東劇で「シネマ歌舞伎四谷怪談」をみるのだ


映画が始まるまでに時間が合ったので、新橋演舞場まで行ってみました。って、歌舞伎座からこんなに近所じゃんか。しまった、今回のツアーにいれるべきだった...


というわけで、映画です。これみるのは二回目。今回も、終演後観客のみなさんが引き気味だったかんじ。でもってわたしはやっぱり七之助の仕掛けのシーンで涙。

なかなかクラシックな劇場でした。口コミをよんで、真ん中より前のH席をとったんだけど、あと二つ前の席でもよかった。次回注意だ。


映画のあと、都バスにのって有楽町にてY緒&Rちゃんとまずはベトナム料理をたべて。


いざ歌舞伎座「十月大歌舞伎」夜の部へ。

今回は両花道ということで、上手花道のすぐ脇の席をゲットしたのですが、結果的に夜の部ではこっちは使われなかった。翌日大後悔することになるとは、このときのわたしは知らず...


おー。


幕間にダッシュして夕ご飯。でもまだ18時前なんですけど... とにかく食べて、座席へ戻ります


終演。鳥屋をみるにつけ、残念..。その後、ルノアールにてお茶して解散したのでした。


きょうの夜の部のお芝居は、第一部「沓手鳥孤城落月」では開幕5分でいきなり静かに玉三郎さんが現れて、え?え?というまに話が進んでいったかんじ。七之助さんが男役(豊臣秀頼)を演じてらして、久しぶりの益荒男っぷりにほれぼれしました。あと、御霊御前..じゃなくて萬次郎さんの声の通りのよいこと。

第二部の「漢人韓文手管始」は、鴈治郎さん・芝翫さんのお芝居がおもしろくって、最後まで全然眠くならずにみれました。なかでも芝翫さんのてのひらの返しっぷりもすごいよかったです。なんといっても、美しいし。

第三部の「秋の色種」は、踊りがひたすら続いて照明も引き気味なので、正直言って若干辛い時間がありました。でも、玉三郎さんが黒い着物に衣装替えして登場した以降はただただ食い入るように拝見しました。