鹿児島の前半

さあ鹿児島観光のはじまりです。本日はYりんが所用のため、夕方に待ち合わせするまでの時間、ひとりで観光です。NHKのローカルニュースはもちろんこちら、桜島。きょうは桜島に泊まるのです。どうぞ、よしなに。
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鹿児島中央駅の観光案内所で「市バス・市電一日乗車券」を買って、コインロッカーに荷物を入れていざ出発。


なんとブーゲンビリアが満開です。
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駅前のオブジェ


こっから市電に乗って、山奥にある児玉美術館をめざします。


郡元」で乗り換えて、市電の南の端の「谷山」基地に到着。


こっから、児玉美術館に行くためのコミュニティーバスが出る「高齢者福祉センター谷山」めざして歩きます。お天気いいし、風は強いけどそんなに寒くない。こんな大きな川なのに水が透明なのだ!びっくり!


三宅美術館(今回はパス 涙)一階のカフェで昼ご飯用のサンドイッチやらを買い込みました。この美術館にもこんど是非来よう!


さて。無事「高齢者福祉センター谷山」へたどりついて、やがてやってきたちっこいバスに揺られること20分。終点「児玉美術館前」のバス停に降り立ちました。ああ 本当に山の中。それにしても静か。静かすぐる.....


美術館の正門らしき方向にあるいていきますと、こんなものが。


えー マジかよーー# そんなことWebには一言も書かれてなかったぞ# ちなみに、次のバスがくるまであと二時間もあるじゃないか#こんな山奥でどうすんだ#


はーー。仕方ない。天気がよいのが救いです。買ってきたサンドイッチを食べましょう。まくまく、ああおいしい。それにしてもいいお天気です。


わー アレに見えるは桜島か?!それにしても、お願い、クマとか出ないでください お願いしますー(涙)


やっとバス来た、助かったー。


こんどは、市電の北の終点である「鹿児島駅」まで市電でGO!が、さすがに電車のなかで爆睡してしまった。


そうこうするうちに、Yりんに鹿児島中央駅で拾ってもらっていよいよ桜島をめざします。


あれーどっからフェリーに乗るんだろうね?と二人できょろきょろしていると、「フェリーはこっち」看板があったので、そちらのほうに走っていきました。そしたら、改札もなにもなくて、気がつけば、いきなりフェリーに積み込まれてました。って、ナニコレー。


料金(1600円)は後払い&乗船時間はたった15分というので、あわてて展望デッキに登ります。おお、桜島だよ桜島!今からあそこに行くのだ!


あっというまに桟橋が見えてきたので、車に駆け戻って、桟橋の料金所で乗船料 車1600円プラス同乗者150円を払って、本日の宿「さくらじま温泉」目指して走りました。途中で通りかかったファミマとローソンが、いつものコンビニカラーじゃなく、薄茶色にペインティングされてることにびっくり。でもって、マジで火山灰が舞っていることにもびっくり。


ホテルに到着して、とるものもとりあえず温泉に飛び込んで露天風呂から錦江湾に沈む夕日をながめ、美味しいお食事をいただき、21時にはすでにふかふかのおふとんでごろごろという超贅沢な時間。


はー、児玉美術館の前で途方にくれてたのがウソのようだよーあんときマジ死ぬかと思ったーとかって、二人でげらげら笑ってたそのときでした。「どっかーーーーん」とも「ばしゃーーーん」ともいったかんじのものすごい爆音とともに、建物ががしゃがしゃがしゃーと揺れたのです。


一瞬、トラックかなんかがホテルに突っ込んできたのか?と思いました。しかし、その後、パトカーのサイレンとか人々のざわめきが聞こえるわけでも、館内放送がかかるわけでもなく、ただ、しーーんとしています。えっ?えっ?なんなの?なにがあったの??と、Yりんと私は文字どおりパニック。


それはどうやら桜島の噴火だったらしく、わかってしまえば、なるほどそういうことなのねというかんじ。その晩はもう二回ほど噴火がありましたが、もう大丈夫でした。それにしても、すごい爆音であった。建物が揺れたりするのは空振というのだそうです。まさに「地球ライブ」状態。恐るべし、桜島


明日は桜島をぐるりと回ってから、九州にもどって開聞岳方面に移動です。