朝からこれ見て地味に笑いました コメント欄の考察はどれも秀逸ですが、特に「たぶん前世でおひつにご飯一口だけ残さなかったせいで打ち首になったんだと思います」が文楽的なので大賞をあげたい。

暑い.... だけどまだ5月だし、わたしひとりしか家にいないし、エアコンつけるのはちょっとね..と思いながら、こうやって高齢者は熱中症で死ぬのか!と実感する午後です。

15年前、たまたま買った『文藝2004年冬季号』が第41回文藝賞の発表号で、そんとき大賞をとったのが山崎ナオコーラさんと白岩 玄さんだったので、なんとなくこの二人の作品はその後も新刊が出ると読んでおりますが、とにかく二人とも、レビューでこき下ろされることが多くて、笑える....

この二人の作品の共通点は、「登場人物の設定が奇妙」なわりに「なんとなくはじまってなんとなくおわる」ため、読者が不完全燃焼に陥りやすい、というところだと思っておりますが、それのどこがいけないの# と思ったりしますのよ

読者が物語から置いてけぼりをくらったって、いいじゃぁないのぉ(日本エレキテル連合風に)

さて。
運慶の番組みてたら、へー岡崎にこんなお寺があったのかーとびっくり。秋になったら観にいかなくては
mainichi.jp



瀧山寺のすぐそばにはこんなものもあるのか!
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なるほど。地元はもりあがってるのね
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あづい# 朝から暑すぎる# なのに近所の小学校では運動会やってるよ みなさんどうぞご無事で。
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新聞の書評のこれ おもしろかった
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さて。
緑文化小劇場にて 小痴楽さん・松之丞さん二人会。徳重駅まで始めてきました。
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5/25土 名古屋の緑文化小劇場にて、小痴楽さん・松之丞さん二人会。ホール前ロビーで粛々と物販されてる松之丞さんにお客様のカメラが群がっててびっくり。

まずは小痴楽さんが、例によって、「みなさん松之丞を見にいらしただろうにすみませんね」といつもの枕(笑)で会場を沸かせた後、さらりと「両泥」です。いきなり気持ちを全部江戸っ子にもってかれてしまいました。

つづいては「昨日まで阿久鯉さんとの連続読みしてて全力使い果たしてぐったりで、今日の会のことはすっかり忘れてました」という松之丞さん。枕でさんざん「自分の分まで頑張って」と小痴楽さんに託した後、ほどよく冷房が効いてきたところで「宗悦殺し」です。やっぱナマで聞くのはすごい、すごい。「旦那様〜」が夢にでてきそう。

そして中入りのあとは、再びの松之丞さんで、楽しい話で会場を盛り上げたところで、ご存じ「鮫講釈」。ところが、例の謎かけのところで会場がかなりぽかんとしたせいか、あわてて「あれっ?わかってまます?“炉”のうえに"茶釜"を乗っけるでしょ??」と解説しつつ、「きょうのお客さん大丈夫か..」と少し目を泳がせたところで、どかん。楽しいお話でした

さあ、トリは、松之丞さんから勝手にいろいろ託された小痴楽さん。真打ちお披露目の切符の宣伝をされたあとで、「らくだ」をしてくれました。おもしろかった。しびれました。と、実に明るい良い会でした。小痴楽さん・松之丞さんありがとうございました。チケット代の3500円は大もうけでしたー。

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そしてなんと9/26には中川文化小劇場で独演会っていうじゃあないの マジかよ!
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国立劇場五月文楽「通し狂言 妹背山婦女庭訓」 昼の部・夜の部通しで見て、達成感満載です(もちろん途中でなんどか寝ました....)
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昼夜で、織太夫さんをたっぷり、そして、硯太夫さん・三輪太夫さん・小住太夫さん・呂太夫さんが素晴らしかった。ただ、咲太夫さんの段は燕三さんの掛け声の方が大きかったような。
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それにしても、物語としてはかなりショーゲキというか、ひどすぎるw 帰り道「求馬ひどすぎる」とか「文楽に出てくる男ってクズばっかし#」ってイキってる女子がたくさんいました 。激しく同意。
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